先日、竹の子掘りに出かけました。竹の管理のために伐採するときは、正直なところ、少々手間がかかるし、できれば避けたいと思うこともあります。しかし、美味しい竹の子が手に入るとなると、その気持ちは一変します。少し疲れても、頑張ろうという気持ちに変わります。ご褒美があると、やる気も出るものだとつくづく感じました。
その経験から、もう少し考えたことがありますので、お話ししたいと思います。
竹の子を掘ったことのある方はわかるかもしれませんが、地面を探りながら、わずかな出っ張りを見つけ、竹の子が生えている場所を見つけます。大きく育っているのは簡単に掘れることもありますが、それらはしばしば硬く、苦味があることがあります。地面からほんの少し出たものは柔らかいですが、それらを掘り出すのは大変です。(専用の道具を使えば、楽になるかもしれませんが)。
見えない深さに、美味しい竹の子がある。それは子供たちの隠れた才能や性格と似ているかもしれません。表面だけではわからない。出てくる言葉や表情だけでは、わからないことがたくさんあります。一人ひとりにじっくりと向き合うことで、素晴らしい才能や本当の気持ちに気づくことが、私にとって必要なことだと再確認しました。
小さな変化に気づき、生徒たちと関わっていきたいと思っています。