BBカードを取り入れて早くも1年が経ちました。この1年で生徒たちの成長を見ていると、驚きと喜びが毎回新たに感じられます。BBカードを使いながら、ただゲームをしているだけに見えるのに、文字と結びつけたり、文の構造を自然に理解したり、さらには自分で作文ができるようになっている生徒が増えてきました。
教えなくても、自然に学んでいる姿
私が特に驚くのは、文法や語彙を「教えている」つもりがなくても、生徒たちが自分のペースで理解していくことです。ビンゴやカルタなどのゲームを楽しんでいるうちに、みんなそれぞれのリズムで少しずつ力をつけていく様子が見られます。
最近では、「BBカードをしたいから、他の勉強も頑張る!」と言う生徒が増えました。時計をちらちら見て、「今日はBBカードの時間が取れるかな?」と心配そうに聞いてくる子も多いです。まさにBBカードの魔法が生徒たちを引きつけているんですね。
プライベートスクールならではの柔軟な進め方
当スクールはプライベートレッスンが中心なので、ベースとなるテキストはありますが、その日の生徒の気分や体調に合わせて、進め方や内容を決めることもよくあります。ときには、BBカードだけでワンレッスンが終わることもあります。でも、それでいいんです。やりたくないことを無理に進めるよりも、楽しみながら学ぶ方が確実に定着するからです。
「BBカードは麻薬⁉」—生徒のユーモラスな表現
ある生徒は、「BBカードは中毒性がある!まるで麻薬みたい!こんなに楽しんでたら、逮捕されちゃうよ!」なんて冗談を言って、クラスのみんなを笑わせました。もちろん、麻薬なんて入っていません(笑)。でも、それだけ楽しさを感じているということなのでしょう。
学びの力を信じて
BBカードを使った学習は、一見「ただの遊び」に見えるかもしれませんが、その遊びの中にこそ学びがあります。生徒が自分のペースで楽しみながら取り組むことで、自然に文法や表現が身についていくのを目の当たりにしています。
これからも、生徒たちがBBカードで楽しく学びながら、自信を持って英語に取り組める環境を作っていきたいと思っています。
BBカードの持つ不思議な力で、生徒たちの成長を楽しみにしています!